墨の裏打ち奮戦記

ご訪問ありがとうございます。

書きたいことはたまっているのに、さっぱり追いついていません(._.)。

さて、私のお気に入りの画材の「墨」。
元祖、「水墨画」はあきらめておりますが(花鳥風月とかにあんまり興味もないし・・・)、墨自体は大好きです。
あの、にじむときのボテボテジワ~~感、かすれのダイナミックさ、おおざっぱOKなとことか、魅力いっぱいですね。
でもでも。
大きな大きな問題が・・・裏打ち。額装する、は勿論、保存のためとか、そのままだと紙がうねってヨレヨレ、スキャンしても、まぁ汚いこと(-_-;)。
これ、プロに頼めば勿論問題ないけれど、時間もお金もかかります。以前、ほんの少しだけ大きめサイズのもの頼んだら、4000円でした・・・・。仕上がるまで数週間かかる場合も。余裕をもって頼まなければいけません。
以後、自分でそれなりに出来るようになる!
を目指したものの、確実にある程度失敗します・・・・・・・

さて、最近久々にこの裏打ちに取り組んだ過程をば。

P3011393.jpg

「今日は裏打ちだぞーー!!」と、気合いの日。新作も、いつだか記憶もない大昔の作もばらまき状態。(ウチは畳なのだ)
この原画のなかで、何枚かはサヨナラの運命となります・・・。

P3011394.jpg

使うのは、これ。世界堂で売られている、アイロンで貼り付けるタイプのもの。
「誰でも簡単にアイロンで・・・」とか書かれていますが、こんな言葉をまともに真に受けてはいけません。
なお、上の写真の中央、大きく丸まっているふすま用紙の小型サイズみたいなのは、これと同じ裏打用紙のでっかいバージョン。
これは丸まりのくせが強く残っているので、実際たいへん! 
大原則として、大きな紙に描かないこと。これがいちばん(._.)。
(それでも使う場合は、まず平に伸ばす工程が入ります。)

一応、参考とした裏打ちノウハウはこちら。



とても参考になりますが、プロの方がやるようには不器用など素人にはいくはずもありません。
詳しくは追記にて。


まず、作品より少~し余裕をもって裏打用紙をカット。ここでどのくらいのサイズにカットするか、がかなり大事。
動画では作品ギリギリくらいをお勧めしていたと思うけれど、不器用だと辛い。なかなか作品とピタッと合わせられない。

P3011395.jpg

とりあえず、練習として、大昔の筆ぺんと水彩でのスケッチを。
はたして、筆ペンでも出来るのか?

P3011397.jpg

作品裏に霧吹きで全体に水をつけ、ジュワ~~っとアイロン押し。
つけるのは、ツルツルの面。少し余裕をもたせてカットしているので、その余白部分もまんべんなくアイロンをかけると、タオルの繊維がくっついてはがしにくくなる。

P3011396.jpg

なんとかついたようです。

※なお、裏打ちには、原則 お習字用の墨汁は使用できません。裏から水をあてると、ボテボテににじんで大失敗となります。
すった墨、又は墨汁の場合「水墨画用」を必ず使用しましょう。

(何度も失敗歴あり(-_-;)(-_-;))

P3011398.jpg

用紙をはがすと、アイロン台にしいたタオルにしっかり色がうつってる!

なので、タオルの位置を変えて別の作品へ。(まだ大昔の裏打練習用)

P3011401.jpg

裏から水をかけたら、じんわりにじんでるような・・・。習字用の墨汁だったのかもしれない・・・。

P3011400.jpg

ここで大失敗!!
裏打用紙をめくろうとしたら、作品ごと破れてしまいました!(>_<)
なので、動画のなかで勧められていた、きちんと貼れているか、シワがないか、両サイドからめくって確かめる、というのはやめることに。

P3011402.jpg

まず中心あたり、ほぼ作品面のみざっとアイロンかけたら一度アイロン台からはずし、裏打用紙の余白部分をギリギリにカットすると良さそげです。(かつては、まんべんなくアイロンをかけ、タオル繊維がくっつきすぎて、はがすのが大変だった(-_-;)。)

なお、アイロンのかけかた、動画ではひたすら下から上だったような?
私、まず置いた面で下から上、そして、ひっくり返して又下から上。左右もそれぞれ、ひっくり返しながら、あらゆる方角から同じ回数せめる、というやり方に。
(これはかつてフェルト制作で、各方向でローリングしていたことからヒントに)

P3011405.jpg

次のこれは、画のなかの目だけにじんだような?

P3011406.jpg

これは成功。

P3011407.jpg

Before状態。シワシワです。

P3011408.jpg

ほっ。成功です。

P3011409.jpg

調子づいていたら、失敗(>_<)。 一部に大きな黄色いシミが・・・。これ、アイロン台のシミが移ったようです・・・。
(そもそも、もらい物というアイロン台。)
下敷き状況は重要です。何枚も裏打ちするなら、タオルも交換が必要。次回やるときは、ちゃぶ台にタオルを敷こうと思います。


P3011413.jpg

失敗がわかるでしょうか?中心に縦にシワのラインが長~く入ってしまいました・・・。

P3011414.jpg

これも失敗・・・。

P3011416.jpg

失敗・成功をくりかえし、今度はこれ。本来「裏打ち不要」の用紙に描いたもので、紙に厚みあり。ちょっと難しそう・・・

P3011415.jpg

ガンガンしっかりアイロンしたら、主題がすっかりタオルにしみつきました。でも何とか成功。

また、ある程度用紙の大きさがある場合、裏面に霧吹きで水をかけたら、もう使用していない水彩の太い筆を刷毛にして、中心からサイドへならしていく、とすることに。平筆がなかったのでラウンド筆だけど。一度刷毛をかけたら、又水をかけ、と、3回くらい繰り返し。これがベストがどうかは不明。


こうして、今回、残念ながら原画としてはお倉入りになったものも数枚。
でも、かなりコツは掴めた気がします。(と言って油断すると危ない)
体で覚えて成功率を上げていこう!

テーマ:絵画教室・制作日誌 - ジャンル:学問・文化・芸術

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ばーばら

◇「ばーばら」です。
お絵かきを中心に、思いついたことや、その他色々ゆるくつづっています。たまにまじめな記事もあり。アートセラピーも資格あり。
作品には著作権があります。
ヨガなどボディワークも継続中。近年、歌うことも好き。呼吸オタクかも。


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