おじいちゃんは荷車にのって

これは、チェコ生まれで現在はドイツ在住の、グードルン・パウゼバンクという作家の児童小説です。訳 遠山明子さん。

本の表紙はキラキラとした「課題図書」マークが貼られています!!

インゲ・シュタイネゲさんという方の挿絵も素晴らしい!!

これは、日本の「姥捨て山」のような? ある「おじいちゃん」が、自ら死を求め、孫の少年に荷ひかせた荷車に乗り、山の向こうの果てに向かいます。

でも、途中、出会う人々は皆、おじいちゃんを愛しています―――。

誰もが避けて通れない「老い」と「死」、そして「生への再生」―――。
子供たちへむけ、見事に読みやすく描かれています。


ojiicyan2.jpg

↑これは、私が描いたものですが、本の挿絵の方がずっと素敵!

作者のあとがきより。

生きるということは、どういうことでしょう。年をとるということは、どういうことでしょう。そんなことを考えてもらいたくて、私はこのお話を書きました。
 年をとるなんて、まだまだ先の話だと思う人もいるかもしれません。でも、年をとったときのことを考えるのに、早すぎるということはありません。まだ子どもであるみなさんだって、いつかは年をとります。そして、今なんでもなくできていることが、できなくなるかもしれません。そんなとき、このお話を思い出してほしいのです。
 このお話のおじいちゃんは、活きていくのがいやになって、もうもどってこないつもりで山に行きました。けれども、とちゅうで会った人たちや孫のペピートのおかげで、また山をおりてきました。「ヤッホー!」とさけびながら。
 年をとった人たちの中には、このおじいちゃんがそうだったように、目の前にがけが口をあげているのしか見ようとしない人たちもいます。もしみなさんがそういう人に出会ったら、どうか力づけてあげてください。さあ、ながえをしっかり足のあいだにはさんで! 人生は、まだまだすてたもんじゃないってね。


テーマ:ART - ジャンル:学問・文化・芸術

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こんにちは。

ここ近年、又は昔から老いるという事はネガティブであると思われていますよね。社会のメインストリームはやっぱり青年や壮年と呼ばれる人たちなので、老年者は肩身が狭い思いをしてしまうのかしら。

絵は墨かインクですか?なんだかどれも質感が不思議ですね。水を使っているような使っていないような。おじいちゃんはこれからどこに行くのでしょうね。

いくこさん

おいでくださり、ありがとうございますv-344
この技法は、ペンと・・・あとは秘密です^^;。
ケースバイケースで色々描き分けてます。

ほんと、児童書で「老い」をテーマにする、って少ないかも?でも、作者の言うとおり、誰もが避けられない道・・・。
(この本日本ではAmazonで、中古1円で出てます。)

おじいちゃん、山の向こうの崖っぷち目指してたのに、「生きる喜び」に帰ってきましたよv-237

老いる、生きる、再生

老いか、来年で50の大台を迎える私も老後を意識するのか。一回しかない人生をどう生きるか、老いるか考えなくてはいけない。
 その人間に付きまとうテーマを児童文学で取り上げるドイツの作家の勇気に敬服する。
 障がいを持つ人の老いって何だろうね。このばーばらさんの優しいタッチの絵にヒントが隠されている。人間前向きに生きる事かな・・・

ぶじこれきにんさん

いつもありがとうございます。e-68
実は、人生の(ちょっぴり)先輩だったんですねv-237
児童文学のなかには、大切なエッセンスが凝縮されているものが、とても多いと思います。
この作品など、本当に。

私もいつも「前向き」でいられる訳ではないのですが、次の人生も待っていると思うと、少しでも自分に出来ることであったかオーラ?を作れたらいいな、と願います。転生を信じる日本人だからかな?
(このブログもそんな想いで作ってます)

ばーばらさんの敬意に照れる。

ばーばらさんはいい人だ。
 私を人生のちょっぴり先輩と敬意を表する。そう思う人は稀である。
 50代が近づくに連れて又一つ年をとるのかと・・・引け目に感じていたが、それをプラスに受け止める人がいる。大げさだが人生を前向きに生きれる。
 少しでも自分に出来るあったかオーラをお互い作れたらいいよね。大げさだけど、暗く不況で沈む日本が明るくなるかもしれない。

ぶじこれきにんさん

こちらこそ、照れます~~v-356
ほんと、そんなに前向き人間でもないんですよ・・・。
だからこそ、光の方へ・・・って感じでしょうか??
タハハe-446

こんばんは~♪
ばーばらさんの挿絵、ソフトな感じでとても素敵です*^-^*
見ていたら私もこの道を歩きたいなぁ~なんて思ってしまいました♪
この道を通って荷車に乗って山の向こうの果てに行こうとしているのなら
きっと引き返したくなると思います。
絵本の内容とは異なってしまいましたが。。。^^);

必要とされていない人なんていないと思います。
ヤッホーと言いながら山を降りてきたおじいちゃんの笑顔が浮かぶようです^^

ほよりんさん

ありがとうございますv-344
実際の挿絵では、山の中でこの二人がお昼寝してるシーンが、もうと~ってもほより~~ん♪となってしまいますe-68

みんな、どこかで関わりあって生きてるんだよね。
私も、誰かに必要とされてるかな?^^;
来てくれてありがとう

ばーばら

◇「ばーばら」です。
お絵かきを中心に、思いついたことや、その他色々ゆるくつづっています。たまにまじめな記事もあり。アートセラピーも資格あり。
作品には著作権があります。
ヨガなどボディワークも継続中。近年、歌うことも好き。呼吸オタクかも。


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